2022.12.09
二層検出器スペクトラルCTから得られる仮想単色X線画像(Virtual monochromatic image:VMI)は、低エネルギーを選択することで造影コントラストの増強が可能である。また、大腸CT検査(CT-colonography:CTC)において使用されるバリウム製剤もヨード造影剤と同様に低エネルギーVMIでCT値が上昇する。
バリウム製剤にてタギングされた残渣を電子的に除去する技術であるElectronic cleansing(EC)の処理精度は低CT値領域にて低下することから、ECの精度向上という点においても低エネルギーVMIの有用性が報告されている(図1)。
図1:CTCにおける低エネルギーVMIの有用性
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